構造化トレーニング 世界の構造を紐解くまで死ねない

世の中の「モノ」・「コト」をただひたすら構造化してます

構造化の目的は新しい発見が必要

構造化の目的とは何だろうか?

 

構造化の目的とは、事象を構造的に捉え、新しい事実を発見することを目的としている。単に構成要素を深く細分化していくことがゴールではない。

 

例えば、下記の図を見てほしい。

働く中で、1度は目にする機会がある図ではないだろうか。

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このフレームをベースにクライアントの課題を整理することがしばしばあるが、

決して、事象を細分化していくことを目的としていない。

 

このフレームでいえば、目的はどこにあるのか特定することである。

 

構造の深さのポイントは

  1. 課題を具体的に特定できる深さであること
  2. マネジメントできる単位であること
  3. 全て足し上げると上位構造になること(抜け漏れダブりがない状態)

 

などがポイントに挙げられるだろう

 

一度、構造を掘り始めると、どこまでも深く掘り下げることに夢中になってしまい、本来の目的を見失うことが多々あるので、要注意だ。