構造化の目的は新しい発見が必要
構造化の目的とは何だろうか?
構造化の目的とは、事象を構造的に捉え、新しい事実を発見することを目的としている。単に構成要素を深く細分化していくことがゴールではない。
例えば、下記の図を見てほしい。
働く中で、1度は目にする機会がある図ではないだろうか。
このフレームをベースにクライアントの課題を整理することがしばしばあるが、
決して、事象を細分化していくことを目的としていない。
このフレームでいえば、目的はどこにあるのか特定することである。
構造の深さのポイントは
- 課題を具体的に特定できる深さであること
- マネジメントできる単位であること
- 全て足し上げると上位構造になること(抜け漏れダブりがない状態)
などがポイントに挙げられるだろう
一度、構造を掘り始めると、どこまでも深く掘り下げることに夢中になってしまい、本来の目的を見失うことが多々あるので、要注意だ。