構造化トレーニング 世界の構造を紐解くまで死ねない

世の中の「モノ」・「コト」をただひたすら構造化してます

構造化の考え方

構造化とは、言うが易し、行うが難しな言葉だ。

 

試しに「人間」という言葉を構造化してみよう。

 

 

下記の図を見てほしい。

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この構造化はどうだろうか?

無事、構造化されているだろうか?

 

これだけでは、構造としては、深度が浅い。

 

 

もう一段掘り下げてみよう。

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みないな掘り方もできるだろう。

 

逆に構造を上に上ることもできる。

 

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つまり、

ある「モノ」や「コト」を構造化していくに当たっては、

下へ下へと掘り進める動きと、上へ上へと昇っていく動きがある。

 

さらに横へ広がっていく動きもある。

性別などを例に出すと、昨今、男性女性だけではなく、

12のパターンがあるともいわれている。

性自認性的指向の12パターン
出生の性 性自認 性的指向 概要
男が好き 男性同性愛者:ゲイ
女が好き 男性異性愛者:男性ヘテロセクシュアル
男女両方が好き 男性両性愛者:男性バイセクシュアル
男が好き 女性異性愛者:トランスジェンダーMtF)かつ女性ヘテロセクシュアル
女が好き 女性同性愛者:トランスジェンダーMtF)かつレズビアン
男女両方が好き 女性両性愛者:トランスジェンダーMtF)かつ女性バイセクシュアル
男が好き 男性同性愛者:トランスジェンダーFtM)かつゲイ
女が好き 男性異性愛者:トランスジェンダーFtM)かつ男性ヘテロセクシュアル
男女両方が好き 男性両性愛者:トランスジェンダーFtM)かつ男性バイセクシュアル
男が好き 女性異性愛者:女性ヘテロセクシュアル
女が好き 女性同性愛者:レズビアン
男女両方が好き 女性両性愛者:女性バイセクシュアル

これはほんの一部であり、全てではない。それほど様々な性自認性的指向が存在する。

なお、性指向は出生時の性別ではなく性自認から判断する。

性別 - Wikipedia

 

 

そして、切り口も大切だ。

構成要素・プロセス・時系列で捉えるのか、複数の切り口が存在している。

 

何の目的のために、構造化するかを設定し、

抜け漏れ無く実現することにトライしていきたい。

 

 

構造化の考え方も後々構造化して整理していきたい。